いのお担が金沢旅行に行った話

 

一泊二日で金沢旅行に行ってきました!
ちょっとしたレポというか、感想を写真と共に書き連ねていきたいと思います。


女友達との旅行だったのですが、脳内では院生のいのお先輩*1や元彼いのお君、サークル同期のいのお君(どの道全員いのお君)とのデートだったので、内容も大体そんな感じです。嫌な予感がしたら読まない方がいい。

 

1.金沢駅
新幹線降りまして、まずは金沢駅金沢駅と言えばこちら。
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米大手旅行雑誌「Travel + Leisure」に、世界で最も美しい駅のひとつとして選出されたことがあるそうな。鉄骨を一本でも引き抜いたら忽ちすべて崩れそうで綺麗。

きっと何らかの意味があるドームと門なんでしょうけど、私は建築にさして興味がない。ただ、せっかく旅行に来たのであれば、色々調べた方がいいでしょうと、持ち合わせてない好奇心を無理くり掘り起こしてテーマやら由来やらを検索してみました。
以下、CV.クリスマスリトラの一級建築士いのおさんで再生してください。


「この駅のドーム構造はね、建築家の白江龍三さんが設計したんだよ」

「雨や雪の多い金沢で、『駅を降りた人に傘を差し出す、もてなしの心』を表現してるみたい。3,019枚ものガラスが使用されてて、金沢の玄関口に、明るく、雨にもぬれない広場を作り出しているんだって。」*2


と、一級建築士いのおさんはとっても楽しそうに教えてくれるけどやっぱり私には何のことだかちんぷんかんぷん。べらべら建築様式について語るいのお先輩は置いといて、ホテルに荷物を預けてさっそく観光に向かいます。


2.ひがし茶屋街
金沢駅からバスで約10分。ひがし茶屋街は金沢三茶屋街のひとつ。古い街並みや飲食店、金箔を中心に取り扱っているお土産屋さんなど、がっつり観光のために整えられた通りでした。
ここでおすすめしたいのは、「志摩」「あいおい」の2店です。

 

「志摩」は当時のお茶屋さんの建物がそのまま残っている文化遺産。中を見学させてくれます。ガイドのおじいちゃんと仲良くなると、三味線抱えさせてくれたりします。写真撮り放題。
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芸妓さんの映像や写真も見ることが出来ます。

終始いろっぺーいろっぺーと茶化す元彼いのお君(元彼なのに何故か旅行してる設定の無理くりさは置いといてほしい)ですが、時々ふと黙り込んでは展示を眺めてるその横顔に捧げます、聞いてください。aikoで「横顔」です、どうぞ。

 

そして「あいおい」は、通りから一本離れたところにひっそりと建っている雑貨屋さんです。

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「あいおい」、そう愛追i隊です。

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おそらく100%愛追i隊とは何の関係もありません。

偶然立ち寄った裏通りで見つけたのだけど、正直旅行中最もテンションぶち上がった瞬間だった。

アリー!イノー!オカモトケイト!

 

3.金沢城公園

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カモナマイハウス♡
全体的に、石垣推しのお城。どこもかしこも石。めっちゃ石。どれか一個引き抜いたら全部崩れそう。金沢駅のドームを彷彿とさせますね。(個人の感想です)

パンフレットでもいろんな石の詰み方の技法を教えてくれるんだけど、おそらくこの先の人生石を積むことはないだろうからあまり興味が湧かないなぁ、と身もふたもないことを思いつつ中へ。

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(石積みエンディングの話はやめろよ!!!!!!!)(自分から辛い気持ちになろうとするスタンス)

 

金沢城おすすめフォトスポットは、重要文化財に指定されている「石川門」です。いのお君(彼氏設定の方)てば、石川門の飾りがおっぱいみたいに見えたらしく、一生懸命もんでました。「固めだった♡」(CV.いのお君)

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4.兼六園
日本三名園のひとつ。とても広いお庭。ありあまる自然。立派な松。失われた語彙。
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5.ルマンドアイス
ヒルナンデスで紹介されていたルマンドアイス。金沢のありとあらゆるコンビニで普通に売ってました。本当に中にルマンドがごろごろ入ってる。
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6.Wチーズマヨラーメロンパン
いたジャンバスツアーで紹介されていた「世界で2番めに美味しい焼きたてメロンパンアイス」のWチーズマヨラーメロンパン。
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そこそこ全国展開チェーン店なのでわざわざ金沢で立ち寄る意味はないのだけれど、食べました。普通に、至極普通に、美味しいと思います。メロンパンとマヨネーズとチーズ、でぶ全開の食べものって感じで、私は好きです。

ただ、私はジャニオタになってから、自分の感覚を信じることが出来なくなった。例えば、ファンじゃない人がいたジャンを見ても面白いと感じるのか感じないのか、それを客観的に判断することすら出来なくなってしまったのです。故に、このメロンパンも、バスガイドのひかこちゃんが紹介してくれたからとても美味しく感じているだけかもしれない。もう自分の五感ですら信じることが出来ない。五感操られてるかもしれない。(美味しかったです)


7.21世紀美術館

数多くの作品がとにかく最先端過ぎて、21世紀の芸術には着いて行けなかった。

ほとんどの展示場で自由に写真を撮ることが出来て、その点はとても楽しめました。展示物と自撮りするもよし、お洒落なポーズを決めるもよし、ヘッダーにするもよし。こんなのとか。

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金沢ですれ違う観光客の女子たちは、なんかみんなおしゃれでサブカルハイセンスゥって感じだったんですけど、きっと誰かがSNSに載せた写真が金沢行の後押しになったのではないでしょうか。誰かが誰かのインフルエンサー

思えば金沢は、えっここ写真撮っていいの?ってびっくりするくらい、数多くの観光場所で写真撮影が出来ました。発信元を特定しない有効な宣伝手段として、金沢は上手くSNSを活用しているような気がします。これからもがんばれ。ぼくインスタとかフェイスブックやってないからよくわからないですけど。

そういえば、ちょっとえっちな写真展示もありました。彼氏いのお君が「いろっぺーいろっぺー」ってしばらくそこから離れそうにないから、もうほっといて次の展示に行こうとしたら、手首ひかれて「あのさぁ、ここで俺ひとりにされたら、本気の変態みたいになっちゃうでしょお。それで言い訳?そういうことちゃんと考えてる?」って理不尽にも軽く怒られ拗ねられたかった。

 

8.今井金箔 広坂店
21世紀美術館の真横にある雑貨屋さんです。ここでは、金箔貼りバッチ体験が出来ました。
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とても簡単。所要時間3分。予約不要。形はねこ型と丸型の2種類。模様はいろいろ選べました。普段使いするなら丸型が無難なんでしょうけど、伊ニャーくんが頭をよぎり結局ねこ型にしました。

 

9.長町武家屋敷
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ロケか何かで使われてそう。侍感MAX。そして再び失われた語彙。

 

10.近江町市場
金沢の台所と呼ばれてるらしいよ。飲食店やらお魚屋さんやら野菜屋さんやら。イデアの世界の市場。万人が想像する市場。
こちらで頂いたのは、おでんと海鮮丼。ふたつのお店をおすすめしたいと思います。

 

「市場めし あまつぼ」
1日目の夜におでん定食頂きました。おでんってご飯のおかずなんだってことにびっくりした。
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院生いのお先輩が「何言ってんのぉ、おでんはおかずでしょ。白米じゃなかったら何と一緒に食べるの?」って白米むさぼってるところを想像しながら食べるおでん定食、とっても幸せでした。食べものの感想に幸せって単語はおおよそ相応しくない気もする。

 

「井ノ弥」
いのやです。いのや。いのや。

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こちらのお店を選んだ理由は、名前です。単純にいのおくんみたいな名前だなと思ったからこちらのお店を選びました。私が注文したのは「井ノ弥丼」(写真3枚目)です。

頭の中がいのおくんでいっぱいだったので、注文の際に「いのお丼お願いします!」と口が先走った。店員さんの何言ってんだこいつ、って冷めた目が今でも忘れられない。

いのお丼、とても美味しかったです。いのお担の方、金沢に足を運んだ際にはぜひ立ち寄ってはいかがでしょうか。

 

11.タリーズでいのおくんマシュマロラテ
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金沢旅行の〆にこれ。
あのね、タリーズでいのおくんラテ飲んでたら、隣に女子高生2人組が座ってきて、「山田くんがさー、」と何やら話し声が聞こえたんですよ。山田くんなんてありふれたお名前なのでさして気にしてはいなかったのだけど「いのおくんはさー、」と聞こえた辺りで、おっJUMPの話してるなこの子たち、と確信。ちら見したところDEARのツアーバック抱えてたので、確定。しばらく聞き耳を立ててると、どうやら伊野尾担と八乙女担だったようです。

コンサート会場という非日常的な空間の中では、大勢の同担とすれ違い、はたまたご挨拶を交わす。それは当然のことなので全く何も感じませんでした。
けれども、タリーズで茶しばいてるだけの、ありふれた日常の中で、顔も名前も知らない同担に巡り合ったことによって、改めて、伊野尾くんを好きな女はどこにでもいるんだなあ、と実感出来たのが、一泊二日金沢旅行での大きな収穫でした。ちゃんちゃん。

 

まとめ
・金沢は一泊二日でも十分有名どころ回れる
・バスの1日乗車券買うべき
・脳内にいのお君を住まわせるととても楽しい
・ジャニオタは旅行してても自担の事で頭がいっぱい
・隣に座ってる女は、同担だと思って生きていく

 

*1:私のツイッターによく出てくる架空の設定の自担

*2:金沢駅にぎわい.com(http://kanazawa-eki.com/doom.html)より