べすと兄さんたちとチョコレート

ハッピーバレンタイン！

世間はバレンタイン真っ最中ですが、もうチョコは渡しましたか？これからですか？どっちにしてもうきどきメモリアルでしょうよ畜生！羨ましい！
こちとら風邪っぴきでお家に引きこもってる寂しいバレンタインなのですが、おそらく風邪をひいてようとひいてなかろうと家に引きこもってたと思うので、風邪はあまり関係ない。

バレンタインなんて精々「Brutus No.841-平凡ブルータス-」の発売日前日くらいにしか思ってないんですけど、

BRUTUS(ブルータス) 2017年 3/1号[平凡ブルータス]

イベントごとにかこつけた妄想をするくらいしか生き甲斐がないので、べすと先輩とやりたいバレンタインとホワイトデーを書き連ねました。

そしたら以下のようになりました。毎度のことながら妄想1000パーセントで気持ち悪い。

-----------------------------

◆ホットチョコレート×院生いのお先輩

研究室に篭りきりの院生いのお先輩にホットチョコレート淹れてあげます。ちょっと疲れたお顔で「なあに？バレンタインのつもりぃ？うふふもしかして本命？ありがとぉ」って言われたい。ど義理ですよ、先生にも他のゼミ生にも淹れてますもん、って返すけど、先輩のマグカップだけにホットチョコレートが注がれてることは誰にも気づかれなくていい。自己満足だけで満たされる程度には期待も希望も抱いてないばっちり片思い。
ホワイトデーにはマシュマロを貰います。一般的にマシュマロのお返しの意味は「嫌い」なんだけど、おそらくいのお先輩はそこまで考えてないだろうし、私の姑息なチョコレートに気が付いてきっぱりお断りをしてくれてるならそれもそれでいいかと思いつつ、毎日研究室で珈琲にマシュマロ浮かべて飲んでたら、ある日ばたばた研究室にいのお先輩が駆け込んできて、そのまま腕掴まれて色気も何もないご飯屋さんに連行される。何か言いたげにするもたわいの無い世間話を続けること小一時間、ようやく茶をあおって「あのさあ、マシュマロの意味、知ってる？あのさ、俺知らなくって、知らないならいいんだけど、知ってたらごめんだけど、そういうつもりなくって」って要領を得ない弁解をしてくる姿に期待させてよいのお先輩。
全体的に長い。バレンタインよりホワイトデーの方が長い。

-----------------------------

◆フォンダンショコラ×彼氏薮くん

バイト前の薮くんとお茶してたけど、そろそろお店出なきゃいけない時間になりました。あっためてから食べてね、ってフォンダンショコラ渡したら「あっためるの？何秒くらい？何ワット？レンジ？オーブン？俺わかんないよ」ってしつこく食いついてくる。じゃあ温めるのやってあげるからバイト終わるまで薮くんのお家で待ってていい？って聞いたら、すっごい嬉しそうにおめめ細めて鍵を手渡してくれる。さてはこいつそれが目的な確信犯だなと察しつつも料理出来ない彼の可愛い策略に乗ってあげたい。
ホワイトデーのお返しに合鍵くれるパターンもいいなって思ったんですけど、バイトから帰ってきた薮くんに鍵を返そうとしたら「チョコの御礼にそれあげる」ってさらっと言われるのもいいなって思いました。貴方はどちらがお好みでしょうか。お手元のdボタンを押してご参加ください。それでは投票スタート。

-----------------------------

◆チョコパフェ×元彼ありおか君

同窓会を抜け出して元彼のありおか君と深夜のファミレスへ。ふたりとも小奇麗な恰好してるから、なんだかミスマッチだねって笑う。学生時代の思い出話に花が咲くけど、なんとなく今彼女いるの、とかなんで別れちゃったんだっけ、とは聞けない。ふと甘いものが食べたくてチョコパフェを頼んだら、ぱっと目を瞬かせて「おー、そういえばさ、チョコパフェといえばなんだけどさ、今日バレンタインじゃん、こんな遅くまで遊んでていいの？彼氏とかいるんじゃないの？」って棒読みで聞いてくるありおか君。本人はさりげなく聞いたつもりなんだろうけど、どう考えても不自然なその様に、もう一回恋を始められるような気持ちにさせてほしい。BGMはラブ・ストーリーは突然にがいい。ありおか君と王道の月9したい。

-----------------------------

◆手作りチョコ×バイト仲間の八乙女くん

バイト同期で卒業目前大学4年生の八乙女くん。毎年バイト仲間には簡単な手作りチョコを配ってるんだけど、なんとなく八乙女くんは潔癖っぽいし、うっすら片思いを募らせてる自覚はあったから、手作り嫌がられたときのことを考えて、彼の分だけはちょっと高めの市販のチョコにしてた。今年も市販のにしようかと思ってたら、バレンタイン数日前、クローズ作業でふたりきりになったときに、「なんでいつも俺のだけ手作りじゃないの...なんの嫌がらせなの...」って拗ねた感じで聞かれたい。ぺろい。

お料理上手な八乙女くんはホワイトデーにハイレベルな手作りお菓子を作ってくれることでしょう。あまりのレベルの高さに、やっぱり来年も市販のやつにしようかな、ってつぶやいたら「ええっ、手作りがいいよお。ていうか、来年もくれるつもりなんだね。嬉しい」って珍しく一本取られたい。付き合ってない。

-----------------------------

◆逆チョコ×先輩社員髙木さん

毎年社内の方にチョコ用意するの、嫌ではないけどそこそこ大変だよな～って思いつつ、バレンタイン当日。同じ部署の髙木先輩にいつもありがとうございます、ってチョコ渡したら「こちらこそいつもありがとね」って可愛いチョコをくれる。「ほら俺忘れっぽくてホワイトデーまで覚えてられる自信ないから！あと女の子同士で交換こしてるの楽しそうでやってみたかったんだよね～」って。
忘れっぽいとか言ってるけど、たぶん他部署の女性陣からもチョコ貰うほどモテる先輩のことだから、お返しし損ねないようにその場でぱっとお返しできるお菓子用意したんだと思う。そんな細やかな心配りに好感度カンスト。多分こちらの髙木先輩、来月あたりに中学のときから付き合ってた彼女さんと結婚する。

-----------------------------

今回のブログの裏テーマは「華麗なるステマ」だったんですけど、ステルスし切れてないところがお茶目で可愛いよなって誰か笑ってください。早売り文化にはいろいろ思うところがあるので、超絶地味なレジスタンス。

今日食べるチョコも明日食べるチョコもたった1日遅かれ早かれそれはどっちもチョコであって本質的には変わらないからどうせなら明日自分で買って、食べましょう。

世界中にハッピーバレンタイン！！！！！！！